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誰にも真似できない義母スタイル(2)

勝手に横文字をアレンジしちゃう料理があまり得意ではない義母について第2弾のブログ♪

前回強烈お好みハンバーグの話で終わっていましたが、実はその時

お好みハンバーグを食べながら見ていたテレビがあったんです。

これからサッカーの試合(ワールドカップみたいな大きな試合)が始まります!

みたいなCMが流れて、30分後キックオフ!!とナレーター?リポーター?の方が

「いよいよですよ~!」と盛り上がっていました。そうしたら義母もルンルンと

リズムにのりだして足踏みをしながら「うわ~秒読み!」と。

30分後というCMを見た後に何故秒読みという言葉が出てくるのか。

さすが、これが義母スタイル。

そしてあと30分後なら、あれして~これして~、うん!間に合う!

とサッカーを見る気満々です。私もお風呂をいただいたり子ども達のお世話やら

寝る準備やらしたりバタバタしていました。私はサッカーを見る予定がなかったので

お先におやすみなさい、と言おうと居間へ。ちょうどサッカーが始まった瞬間でした。

あれ、義母が見当たらない。

「おかあさーん、サッカー始まりましたよ!」と呼ぶも姿が見えません。

おかしいな、まぁいいか、と、ふと視線を下にやるとコタツから顔だけ出した義母が!

びっくり~しかも寝てる(笑)見るんじゃなかったんかい!と心の中でツッコんで

私も子ども達と寝ましたとさ。

 

義母がこんなに早く寝るのにはワケがあります。

なんと深夜2時頃には起きて、せっせと朝ごはんの下準備を始め、

義母が長年おつとめをしている朝の集いへ出かけて行くのです。

そして、6時半頃帰ってきて、家族の朝ごはんを作ってくれるのです。

そうです、例の、白ご飯、野菜炒め、ベビーハム焼いたやつ、目玉焼き、焼き魚、みそ汁です。

たまにだったら素晴らしいメニューなのですが・・・これが毎日3ヶ月間続くと思うと

喉を通らないんです。土下座ものですが、でも本当に喉を通らないんです。

で、見かねた旦那もようやく義母に伝えてくれました。

そうしたら、快くパン食も取り入れてくれ、義実家生活が一気に快適になりました。

わがままな嫁で申し訳ございません。義母様ありがとうございます。

しかし、念願のパン食も、そう都合よくいきません。

週に一度のパン食でしたが、そのパンが毎週同じメンバーなのです。

これしか売ってないんですか?と言いたくなるのをグッとこらえ、

今日はどれにしようかな~と毎週同じパンを手に取るのです。

子どもも「またこれ?」いやいつか言うかもしれないとソワソワしていましたが

ついに言ってしまった・・・義母にもしっかり聞こえているため、私のフォローにかかってる。

う~ん、なんてフォローすればいいのよ、、と、咄嗟に出た言葉が

「ここにあるパンはばーちゃんが担当して作ってるパンだからいつも同じなのよ」

義母も私もハテナ。なにを言ってるんだ私は。ばーちゃんパン作れないし、担当ってなに(笑)

しかも全然フォローになっていませんでした。義母様またもや失礼いたしました。

 

とまぁ義母の愉快な話がまたまた長くなってしまいましたが、そんな義母ももう70歳が近く

だんだんと弱い部分も見え始めました。物理的にお手伝いできることはしっかり手伝って

恩返ししていきたいですね。旦那が長男なので、必然的に私は長男の嫁ということで、

義両親のお世話はなんとなく覚悟しています。同居予定はありませんが、いずれ介護を

必要とする日がきたら、同居も避けられないのかもしれません。その時は潔く腹をくくって、毎日

白ご飯、野菜炒め、ベビーハム焼いたやつ、目玉焼き、焼き魚、みそ汁

のメニューで乗り切りたいと思います。

 

今回もありがとうございました。

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